小金井公園では毎年8月に夕涼みのイベントが、公園内にある江戸東京たてもの園内で行われます。
でも、小金井公園のイベントってかなり混雑するというイメージがあったのですよね。だから、この夕涼みも実際に行ったら混雑で大変な思いをするのではないか、とか気になりました。
実際に行ってみると、予想通りのことや、意外と・・・ということもあり、とても楽しかったのですが、来年以降行く人の参考になるかと思い、今回は、小金井公園の夕涼みの催しや、駐車場の混雑状況はどの程度なのか等を中心にまとめました。
小金井公園の夕涼みについて
小金井公園の夕涼みイベントは、「たてもの園下町夕涼み」という名称です。
2017年の開催日時は8月5日(土)、6日(日)の15:00〜20:30でした。
小金井公園といっても完全に江戸東京たてもの園内のイベントなので、入園券を買う必要があります。ただ、当日だと混雑が予想されることから、前売券が販売されています。たてもの園は通常ならさほど混雑する園ではないのですが、私達が行った15時過ぎには既に入園券を買うのに長蛇の列が出来ていました。夕涼み会のイベント情報を確認した時に、「前売券を買う方が良い」ということを見たのですが、この行列を見て納得したものです。
さて、どんなイベントかというと、屋台が出たり盆踊りがあったり、という、夏祭りイベントのイメージそのままの部分もあるのですが、江戸東京たてもの園だからこそ出来る催しも色々ありました。
次に、実際に見たもの、体験したものについてお話ししていきます。
小金井公園江戸東京たてもの園の夕涼みの様子
たてもの園に入園して外に出ると、アーチがあります。昼間の暑い時間帯はミストが出ていて涼しさを演出していました。
中をくぐるとミストが降ってきて気持ち良かったですよ〜。
また、暑さ対策の植物の他、風鈴も沢山あって、チリンチリンという音色も涼しげで心地良かったです。
さて、最初に東ゾーンへ行ったのですが、盆踊り会場のまわりに屋台があり、おやつの時間帯だからかかき氷を食べている人が多かったです。
こちらの店では珍しい果肉入りのかき氷があったので、ちょっと高いけど食べてみました。
普通のかき氷は250円ですが、ピーチ果肉入りは400円です。
そして、量が少なめ(;´д`)
味は本物果肉だけあって、スゴく美味しかったけど、もっと食べたかったなあ。
あと、15時過ぎだと食べ物屋さんは比較的空いていました。
次に行ったのは、化粧です。
近年はフェイスペインティングが流行っているようですが、ここでは日本の昔風のお化粧をしてくれるようです。
道具は紅白色のドーランで、実に単純。鼻の筋、目元の紅、唇上下の紅、以上。
ボランティアのおばちゃんが、あっという間に娘の顔に化粧してくれました。
化粧してもらってご機嫌な娘が次に行ったのはこちら、鰹節削りです。
子供の体験コーナーはどこも混雑しているようで、長蛇の列ができていました。
20分程度は待った記憶があります。
もう直ぐ順番というところで手袋を借りて、鰹節を削ります。
意外と力を使うようです。
力を下向きに入れながら腕を削り器に沿って前後に入れていくんですよね。
下向きの力が乏しいと、握っている鰹節がカポカポ鳴って安定しませんが、安定しているとシャッシャッという心地良い音がしますよ。
最後に、削った鰹節を袋に詰めてもらいました。
たてもの園の東ゾーンには江戸時代の店が立ち並んで、文房具や和傘など、昔のものが色々並んでいたので、その後も色々眺めたりしましたが、奥にある銭湯「子宝湯」では、ちびっ子縁日が開催されており、すごい長蛇の列でした。
待つのは好きじゃないけど、折角の機会なので並んで入ることにしました。
20分程度並んで入ったところ、
わなげ、
ヨーヨー釣り、
射的
の3種類があり、それぞれ1回ずつやれました。射的は今よくある鉄砲でなく、木製のゴム鉄砲で小さいものだったので、小さい子供でも安心して持ってやれるなあと感じました。ヨーヨー以外は特に当たったからといって景品が出る訳ではなさそうでしたが、昔ながらの遊び、という雰囲気で見ている大人としてもすごく楽しかったです。
この日はかなり暑かったので、もう一度かき氷を食べることにしました。
別のお店でレインボーを。
その後、西ゾーンにも遊びに行ってみました。
西ゾーンの端、吉野家(農家)では、風車作りが開催されており、ボランティアのおばあちゃん達が丁寧に教えてくれました。
といっても、折り紙2枚は最初からセッティングしてくれているので、
そこにストロー等を通すだけの簡単な作りです。だから、小さい子供達も一人で作れていました。
また、夕涼み会ならではの光景、昔ながらの提灯がたてもの園に馴染んでいるのがイイ感じでした。
そしてやっぱり最後は盆踊り!
結構踊っている人が多かったです。私と子供も、踊りはよく覚えていなかったけど、前の人の踊りを真似しつつテキトーに体を動かして楽しみました。
小金井公園の混雑状況について
小金井公園は桜の花見ではかなり混雑して、駐車場に入ることができずに苦労した経験があったので、今回の夕涼みでも同じように混雑して大変なのではないか、と心配していました。
でも、実際に行ってみたところ、15時過ぎの段階では、駐車場は空いているとは言えませんが満車ではなく普通に入れましたし、その後夕方18時半頃に帰宅する際は、もっとガラガラ状態でした。夕涼み会ではさほど駐車場のことで心配しなくて大丈夫なようです。
ですが、たてもの園での混雑というのは結構ありましたね。
普段だったら入園するのに時間がかからないのですが、この日は15時過ぎに私達が入園する時にも当日券が必要なら長蛇の列で並ぶことになるし、帰宅時、18時過ぎに入口を見たら、更に長蛇の列が長くなっていました。
ですから、夕涼み会に行きたいと考えたら、前売り券を買っておくのがおすすめです。
また、たてもの園内の催し物についても、夕方遅くなればなるほど混雑してくるし、人数制限ある場合には終了してしまう可能性もあるので、注意が必要です。屋台についても、15時過ぎには混雑していなかったのに、18時過ぎ、おなかが空いてきた段階で「うなぎ」を食べたくなってお店に行ったら、長蛇の列がかなりすごくて、とても並ぶ気になれませんでした。
折角土用の日だったのに・・・。
ですから、たてもの園内の催し物については、やりたいもの、食べたい物があったら迷わず先にゲットした方が良い!という教訓を得ました。
さいごに
小金井公園のイベントは、たてもの園含めて年間通じて何度もあり、その都度混雑が予想されますが、今年の夕涼み会は混雑していたけれど、花見のような凄まじい混雑ぶりではありませんでした。
ただ、やはり入園の際に入園券を買うだけで暑い中で数十分も並ぶのは疲れるでしょうし、できれば前売り券を買って、中での催し物を1つでも多く回った方が良いと思います。
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