ゴールデンウィーク前半に、東京奥多摩にある関東最大級の鍾乳洞、日原鍾乳洞に子連れで行ってきました。
今回は、アクセスで車の場合の注意事項や所要時間、混雑等についてお話しします。
日原鍾乳洞のアクセス車で行ける?
日原鍾乳洞に行く道は非常に狭いという情報は事前に把握していましたが、実際に行ってみるとすごく狭かったです。
車一台は通れるのですが、対向車線が通れず譲り合いをしなければならない箇所も多くありました。
車で行く場合、東京方面からだと国道411号線(青梅街道)の「日原街道入口」交差点を右折して日原街道に入るのですが、その途中から道幅4mない箇所も多くあり、途中では交通整理係員が無線機を使って交通整理していました。
偶々前に車がいたので日原鍾乳洞までずっとついて走ったのですが、それが無かったら対向車線から車が来ないかずっと冷や冷やしながら運転していたと思います。
そして、日原鍾乳洞に到着し、駐車場に止めたのですが、道幅が狭い所に駐車場があるし、両隣に大きな車が止まっていたため妙に止めづらかったです。
ちなみに、バスで行く人も多く、停留所で待っている人が数十人いました。
狭い道路の運転が嫌な場合はバスという方法もありますが、1~2時間に1本の間隔なので、往復タイミングを合わせて鍾乳洞を見学する計画を立てる必要があります。(日原鍾乳洞に入った時に、「あと20分でバスが出ちゃうから早く行かなきゃ!」と慌てている人もいました。)
バスで行く場合は奥多摩駅から西東京バスで「鍾乳洞」行きで乗車時間は約35分かかります。
ただ、平日は鍾乳洞まで徒歩3~4分なのですが、土日や8月は手前の「東日原」が終点となってしまうため、そこから鍾乳洞まで徒歩25分かかってしまいます。車の運転は駐車場が少ないことから推奨されていないけど、お年寄りや小さい子供がいる場合は車で行くのが無難かなあ、と感じました。
ここの看板の下にチケット売り場があります。
下を見るとこんな感じです。
左がチケット売り場で、右奥が鍾乳洞入口になります。
日原鍾乳洞の所要時間など中の様子は?
日原鍾乳洞は全長800mとかなり広く所要時間は40分程度となっています。ただ、小さい子供を連れて行くと足元が暗く十分注意しなければならないため、50分程度はかかると考えて行く方が良いでしょう。
洞窟内は年間を通じて気温が一定で、「夏は涼しく冬は暖かい」なんて言われていますが、平均気温は約10度なので、洞窟に入った瞬間はかなり寒いです。
思わずそこで「冷蔵庫に入ったみたい」と娘と一緒に言ってしまったのですが、出口へ向かうおばあちゃんに「出る頃には汗だくよ~!」と笑われてしまいました。
最初は寒く感じても、あちこち夢中になって見学して歩いているうちに暑くなる、という意味のようで、そのおばちゃん達はタオルで顔をぬぐいながら歩いていました。
また、鍾乳洞に行く際に気をつけておくことは次の3つです。
・天井が低い(背の高い人は身をかがめる箇所が沢山ある)
・水滴が沢山落ちてくる
・足元に注意(水たまり、足の滑りやすい箇所、狭い階段など)
所々に「頭上注意」の看板があるので見れば分かるのですが、身長が高い人は歩きづらいと思います。
また、歩いていると暑くなるとはいえ、最初は気温10~11度なので寒く感じます。夏であっても長袖シャツを用意しておく方が良いでしょう。
そうそう、小さい子供で怖がりだと、最後まで全部見学するのはキツイかもしれません。見学順路で最後の方が迫力あり見応えあるのですが、急な狭い階段の上り下りがちょっと怖くて断念する子連れのお母さんもいました。
我が家の場合は子供は小学生になっていますが、かなりの高所恐怖症なので案の定最後まで行けず、私も肝心な場所を見逃してしまいましたが、東京ならまた行く機会もあるだろう、と思い、今回は死出の山や水琴窟などを見れただけでもいいや、と満足しました。
こちらが途中にあった案内図です。結構沢山の見どころがあるのですよね。
そして、各所のネーミングに驚かされます。
天井からぶら下がる鍾乳石も見事ですが、下のようなライトアップされた箇所もいくつかあり、美しさと迫力に圧倒されました。
日原鍾乳洞の混雑について
ゴールデンウィークはどこも混雑するとは言いますが、日原鍾乳洞も相当混雑しているかと思いきや、思っていたほど混雑していませんでした。
今回は鍾乳洞に一番近い駐車場に止めることが出来たし対向車線とのすれ違いも問題なかったので良かったです。
ですが、その後色々見ていたら、やはり観光名所によくある、ゴールデンウィークや夏休みは非常に混雑しているため車で行く場合は駐車場待ちで1~3時間という可能性もあるそうです。
とはいえ、休日等なら朝10時までに行けば空いていることが多いし、平日も大丈夫という話です。
今回ラッキーだったのは、午後3時という遅い時間帯だったからでしょう。
さいごに
日原鍾乳洞は車にしてもバスにしても、交通の便が悪いところですが、それだけに自然の素晴らしさやパワーを肌で感じることができます。
自然が大好きな人ならぜひ一度は見に行くと良いですよ。
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