名古屋お土産は色々ありますが、今回、手頃な価格で買えて比較的作りが似ている、
なごやん
と、
かえるまんじゅう
について、賞味期限や食感が気になったので、実際に購入して違いをチェックして、どちらの方がカステラまんじゅうのおすすめかを考えてみました。
名古屋のお土産なごやんとは?食感は?
名古屋土産の なごやんは、パンで有名なPASCO、敷島製パンが作っているお菓子です。
名古屋の人に親しんでもらえるお菓子をということで生まれた「なごやん」は、安くてボリュームたっぷりなのに美味しいので昔からずっと名古屋銘菓として人気があります。
今回買ったのはこちらの、ハローキティ5個入りです。
箱を開けるとこのようになっています。
税込486円なので、地域の銘菓にしてはかなりお買い得商品ですよね。値段の割にサイズが小さくないし。
12月中旬に購入したのですが、賞味期限は1月22日となっていました。厳密に言うと、「製造日から45日」とのことです。意外と長持ちなお菓子の部類ですね。
開けたところはこんな感じです。シンプルな、真ん丸お月様って感じでしょうか。
中を割ってみると、
外側はカステラまんじゅうで、中身は黄身餡でした。
また、実際に食べてみると、意外と黄身餡がしっとりした感じで美味しかったです。そして、似たような味のお菓子があったなあ・・・と以前食べたことのあるお菓子を思い起こしたところ、
「東京 名菓ひよ子」
と味が似ていた気がします。
「名菓ひよ子」も、外がカステラまんじゅうで、中身が黄身餡なのですよね。
ただ、あっちの方が若干小さい気がしますし、値段もちょっと高いです。(といっても、5個で税込605円ですが。)
「なごやん」の話に戻りますが、カステラまんじゅうの皮がしっかりしているし、黄身餡の黄身も濃厚でしっとりとした舌触りなので、庶民的過ぎるかもしれませんが、「ちょっと名古屋に行ってきたよ!」という場合の気さくな相手に選ぶ土産として、「なごやん」はとてもおすすめです。
(今回は子供向けのお菓子選びとして考えたので、ハローキティのなごやんにしましたが、一般向けの普通のパッケージもあるので、大人向けならそちらがおすすめです。
ところで、なごやんと似ている名古屋銘菓に青柳総本舗の「かえるまんじゅう」があります。
次にこちらの商品についてお話ししますね。
名古屋かえるまんじゅうの賞味期限と食感
かえるまんじゅうは、ういろうで有名な青柳総本舗の商品です。
ういろうとは趣が違うので、「あの青柳がこんな庶民的で可愛らしい外見のお菓子を作っているなんて!?」と驚いたのですが、青柳のロゴマークにはカエルが柳に飛びつく様子が描かれているのですよね。ここから生まれたお菓子のようです。
また、後付けかもしれませんが、この「かえる」には語呂合わせもあるそうです。
「カエル」だから「帰る」 (* ´艸`)
ここから、
旅行やドライブで名古屋に行った人が無事に「帰る」
ということでお勧めしやすいし、お店のロゴである「柳の木に飛びつくカエル」から、
「努力の柳に飛びつきカエル」
なんて語呂合わせをしながら皆で一緒に楽しく食べて欲しい、という願いが込められたお菓子だそうです。
今回買ったのは中身がこしあんですが、期間限定で、イモ餡、チョコ餡、さくら餡、抹茶餡があるそうです。
カエルまんじゅうは、パッケージも可愛いです。外包装はこちらです。
カエルの絵が素朴で愛らしいのですよね。
また、裏には原材料や賞味期限が書かれています。今回購入したのが12月中旬で、賞味期限は1月2日となっていました。(製造日から20日です。)
包装紙を取り除いた箱には、こんな可愛いカエルさんが!
箱の裏側にはこんな楽しい遊びもあるんですw
ちなみに値段は6個入りで税込540円となっています。
なごやんと違って中身が可愛いので、食べるのがもったいない、という印象ですが、中を割ってみました。
中身はこしあんなので、黒いです。
食べてみると、こしあんは意外と水分が少ないです。なごやんの方が「しっとり」だったので、あれっ?という印象でした(食べ比べなければ気にならない程度ですが。)外皮のまんじゅう部分はなごやんと似ている気がしました。
名古屋土産おすすめ なごやんvsカエルまんじゅう
名古屋銘菓である、なごやん、かえるまんじゅう。
この2つは両方とも「カステラまんじゅう」という点で共通ですが、外見、中身それぞれ特徴が違います。
カステラまんじゅうというのは、作った当初は皮と餡が一体成型されていますが、日数が経つにつれて乾燥が進み、餡が皮から離れて、手で振った時に餡が皮の中でコロコロ動くようになるんです。カステラまんじゅうは、この、「ちょっと離れている感じ」の方が美味しいとされているそうです。
両方とも、ちょっと離れている感じにはなっていましたし、どちらも、とっても美味しいです。
同じカステラまんじゅうなので、どちらを買おうかな、と考える人もいるだろうし、ということで敢えて比べてみようと考えたのですが、
食べる時の外見で選ぶなら、カエルまんじゅう!
やっぱり、中身のかえるが可愛らしいですからねw
でも、食べるのが惜しい、可愛すぎて食べられない!という人にとっては、パッケージの可愛い、ハローキティなごやんの方がおすすめです。
キティの絵はあくまでも袋の印刷なので、袋を開けてしまえば丸いシンプルなお菓子。遠慮なくお菓子を口にできますものね。
さて、ここからが、お土産として考える必要があるかなーと思う部分です。
賞味期限は、なごやんが45日と長期間保存向きなのに対して、カエルまんじゅうは20日となっています。
こちらの方が短いのですね。
そして、両方とも個包装ではあるのですが、なごやんが1個1個の完全個包装であるのに対して、カエルまんじゅうは、6個の大袋での包装があり、それを開けてしまうと、その中も1個1個個包装ではあるのですが、普通の透明包装紙のみなので、早めに食べる必要がでてきます。
なので、一度に全員が食べてくれるような、会社とか、家族の多い人向けなら良いのですが、1,2人で食べる人向けにとなると、あまり多い数をプレゼントするには向かないんじゃないかな、と感じました。
ちなみに、カエルまんじゅうを開けた日と、その2日後で中身を確認してみると・・・
写真の断面はこちらです。
(1)開封日
(2)2日後
写真で見るとあまり違いがないように見えますが、食べた感じは
「中身の餡が若干パサついてきたかな」
「外の皮は少し湿気ってきたかな」
と思いました。
まあ、開けた日に全部食べ切ってしまえば全く問題ないし、味覚に煩い人でなければ若干の差なので大丈夫だと思います。
さいごに
なごやん、カエルまんじゅう、共に名古屋銘菓のカステラまんじゅうとして有名です。
どっちも美味しいし、まあまあ日持ちするので、ちょっとしたお土産におすすめです。
ただ、なごやんの方が中身の餡がしっとり感があると思います。
一方、カエルまんじゅうは期間限定の中身の餡があるので、そういうレア物があればチャンスでしょう。
我が家での選ぶ基準としては、
・キティちゃんが好きな子供がいれば、なごやん。
・小学生高学年以上の子供なら、カエルまんじゅう。
・1度に全て食べ切れる人数分なら、カエルまんじゅう。
・数日に分けて食べる家庭の場合は、なごやん。
どっちが良いか、なんて選べないほど、両方ともお気に入りの名古屋銘菓なので、こんな基準で毎回選んでいます。
名古屋土産のこの2つで迷ったら、こんな考え方もあるのね~、と参考にしていただければ幸いです。
コメント