神代植物公園は調布市にある深大寺に近い植物園で、毎年10月頃には秋のバラフェスタが開催されています。
先日、家族でこのバラフェスタを見に行ってきたので、バラのことやダリアなど他の植物なども含めて見どころについてお話しします。
神代植物公園秋のバラフェスタ
バラフェスタというのは他の植物園でも開催されていますが、こちらの園は広い噴水を中心とした場所に様々なバラが植えられており、広々としたイメージがありました。
色も様々あったのですが、ガラスの仮面という漫画が大好きだったので、つい紫色の薔薇ばかりチェックしておりました。
そうそう、バラといえば花びらが尖っている、下記のような形が定番だと思っていたのですが、椿に似ているような、花弁がしっかり大きいものもあるのですね。
バラ園に限りませんが、観賞している人々の多くが写真撮影に夢中になっていました。
バラは朝が一番香りが強いらしく、バラフェスタの開催時期は早朝も開園しているのだとか。残念なことにそれを知らずに昼過ぎに遊びに行ったのですが、それでもバラの品種によっては香りの強いものもあり、そのバラの前を通るととても甘いような香りがして気持ち良かったです。
神代植物公園秋のダリア
秋、10月だとバラフェスタがあるので神代植物公園といえばバラ、となるのですが、実はこの時期にはダリアも開花を迎えており、とても美しいというか、可憐です。
ダリアは背の高い茎の上に花が1つ付いているのですが、この花、様々な形があるのですね。上の写真のような形もあれば、丸い球形なんかもあるのです。
色も赤、白、黄色、ピンク、オレンジ、二色混合など様々あります。
このピンクと黄色の2色混合はとても可愛かったです。
正門を入ってバラ園に行く前にダリア園があるので、ここで1種1種をじっくり堪能していると、なかなかバラ園まで辿りつかないかもしれません。我が家でも、ダリアをじっくり見るのは初めてで様々な形があることに驚いたので、ついゆっくりと観賞してしまい、バラ園に付いたら
40~50分くらい経っていました。
こちらも写真撮影に夢中になっている人が多かったです。
神代植物公園の見どころは何があるの?
神代植物公園の見どころは様々あるのですが、他の植物園と違って、色んな植物の名前や実の形などに親しむことが出来る公園だということが実感できました。
というのも、最初に入園したところには、ボランティアの方々の展示品があるのですよ。
これは、様々な木の実を集めたものです。
1つ1つ、木の名前などが書かれているので、見ていると飽きません。
××の木からこんな可愛い木の実が収穫できるのか!
と知ったり、
この木の実はどんな形の木に生るのかなあ?
と考えたりすると楽しいし飽きません。ボランティアの方々は詳しい知識があるようで、分からないことを訊くと答えてくれるし。本当に植物が好きなんだなあ、というのが話していて伝わってくるので、話している私達も本当に楽しかったです。
また、バラ園と温室の間にあるカリヨンは、10時から15時まで1時間毎に音楽が3曲ずつなるのですが、これは季節によって曲が変わります。
曲名が知りたければ、足元のタイルを見れば書かれているんですよ。今の季節は次の3曲です。
しかも、曲を聴きながら上のカリヨンを見ると、桜の花びらの形が少しずつ動いていくのです。
曲を聴きながらこれを見るのも楽しいです。
また、バラ園、ダリア園などの季節ごとの園以外にも、広々とした芝生コーナーがあって遊べるし、時々イベントが開催されることもあるし、それを過ぎると、「ニュートンのりんご」なんて木もありました。
池には小さい子供が乗れそうな葉っぱもありましたw
(実際には乗れませんが。)
この葉はパラグアイオニバスという植物でスイレン科の一二年草です。日本にもオニバスはあるのですが、それとは属が異なります。次のような特徴があります。
・世界一大きな葉
・葉の縁がお盆みたいに立ち上がっている
・花は夕方から早朝にかけて咲く
・花の時期は8月か9月頃
・花の色は初日が白色で、2日目にピンク色へと変化します。
さいごに
神代植物公園は四季折々の花が咲く美しい植物園で、子供から大人までの誰もが学べる植物公園です。
とても楽しいので是非一度遊びに行くと良いですよ。
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