我が家では日光東照宮周辺を半日で観光した後、午後はいろは坂を通って中禅寺湖と華厳の滝に行きました。
1日観光で気になるのが「どこでランチをするか」と「所要時間」ですよね。
華厳の滝や中禅寺湖では食事できるところがあるのでしょうか。
また、半日で中禅寺湖や華厳の滝を回ることができるのでしょうか。
しかも、日光の滝といえば、華厳の滝以外にも竜頭の滝や湯滝もあるのですが、全て回ることはできるのでしょうか。
今回は、我が家で回ったコースを中心に、半日で奥日光観光するとどんな感じなのかをお話しします。
●日光東照宮周辺の観光についてはこちらの記事をご覧ください。
→日光東照宮を含む観光ルートは?見学時間は?二荒山神社と輪王寺は?
→日光東照宮の駐車場の混雑状況は?料金は?満車時我が家の対応策
中禅寺湖か華厳の滝でランチは可能なの?
中禅寺湖や華厳の滝周辺には意外と食べ物屋さんが多く、様々な食事を選ぶことができます。
なので、ランチ時刻にタイミングが合えば、この周辺を観光しながらランチをする、という選択肢は十分考えられるでしょう。
ただ、我が家の場合は残念なことにランチタイムに合わなかったんですよね~。
この日は午前中に東照宮と二荒山神社、輪王寺の3か所を観光して、午後に華厳の滝と中禅寺湖を観光する計画でした。
ただ、出発時刻が遅かったため、この3か所を終えた時点で既に午後1時近くなってしまい、東照宮周辺の飲食店に入る方法しかありませんでした。
まあ、東照宮周辺にも美味しい飲食店は多いのですが、折角中禅寺湖や華厳の滝に行くなら、そっちの方が空気が美味しいし、食べ物もより一層美味しく感じられるんですよね。。。
東照宮周辺から中禅寺湖への移動距離は20km弱、移動時間30分弱なので、もし昼食を中禅寺湖付近で考えるのであれば、それも含めて早めに移動する方がいいですね。
ちなみに、中禅寺湖周辺は普通のお土産屋さんや食べ物屋さんが並んでいます。
そして、意外だったのが、華厳の滝。
華厳の滝は「エレベーターで降りて見学する」という珍しい滝なのですが、エレベーター乗り場手前の広場では、いくつか屋台も含めてお店があります。栃木名物などもあり、そそられるんですよね。
店の前には座席が結構沢山あるので、安心して食べ物を買って食べることができますよ。
いわな、やまめの塩焼きは美味しそうなニオイが漂ってきます。
餃子コロッケ。330円なので結構高いのですが、栃木県では宇都宮餃子が名産だからだろう、と思うと手が出てしまう一品ですよね。
そして、「とちおとめまん」も1個280円と、肉まんの一種にしては高いけど、栃木県の名産「とちおとめ」が由来だと思うと、すごく気になりますよね。
我が家では、昼食を食べてからの移動だったので、これを見た瞬間、
「ここまで昼食を我慢すれば良かったのに!」
と悔やんでしまいました。
中禅寺湖や華厳の滝の所要時間は?
中禅寺湖と華厳の滝は徒歩で行ける距離にあるので、中禅寺湖を一周したりしなければ、華厳の滝の駐車場に止めて両方とも歩いて観光するという方法もありますよ。
華厳の滝の所要時間は約30分。エレベーターで下まで行き、階段で更に下りて滝を見学して戻る、というコースになります。また、中禅寺湖は華厳の滝から5~6分歩くと見えてきます。(華厳の滝第1駐車場から中禅寺湖の遊覧船乗り場までは約800mとなっています。)
下の写真正面の建物に入るとエレベーターがあります。
これがエレベーターです。
開くとこんな感じ。結構広いので沢山人数が入ります。
そして待望の、華厳の滝が!
かなり迫力ありました。風が強い日だったので、滝の水飛沫が結構沢山飛んでくるし強風で飛ばされるまではいかないけど、しっかり足を地に付けておかないと怖いなあ、と感じました。
で、話を元に戻しますが、中禅寺湖をただ「見る」だけであれば、華厳の滝と中禅寺湖の2ヶ所で1時間半あれば大丈夫でしょう。ただし、中禅寺湖で色々見たりしたければ、1周約25kmの湖なので結構時間がかかります。遊覧船やスワンボートに乗ったり、山や湖を見て自然を満喫したり、湖畔にあるイギリス大使館別荘等を散策するなど、様々な楽しみ方がある場所なので、あれこれ体験したいのであれば丸1日確保する方が良いですね。
ちなみに我が家では、華厳の滝の第1駐車場に車を止めて、
最初に華厳の滝を見てから中禅寺湖に行ったのですが、今回は日光を浅く広く楽しめれば良い!という考え方にしました。まあ、これには別の要因もあったのですが・・・。
実は、この日は夏にしては涼しくて、半袖しか着ていなかった私達には寒過ぎたのです。しかも風も強くて波が高く、まるで海の荒波を見ているような光景だったのです。よって、ボートや遊覧船は全て運休となっていたんですΣ(゚Д゚lll)
つまり、遊覧船でのんびり観光・・・という選択肢が無かったのです。
仕方がないので、少しだけ歩いて、ボート乗り場の近くにあったsunrise pier(日の出桟橋)の
先端まで歩いて・・・
湖を眺めるだけで終えました。
桟橋から眺める湖や周辺の山はとても美しくて、空気も良いし、最高の気分♪
・・・と言いたかったけど、立っている桟橋が波の影響で大揺れ!
ちょっと揺れるだけで娘が「うわっ!怖い!!!」と言ってしがみついてくるので、こりゃ駄目だわ・・・と思って早々に撤退しました(;^ω^)
この桟橋、浮桟橋だったんですよ。途中までは固定されているので揺れないのですが、先端だけは湖に浮いていて、揺れる仕組みなのです。その上、かなりの強風で波が高かったため、「大しけの海なのに、船に乗ってしまい揺れが酷くて不安な気分」を味わう羽目になったのです。
華厳の滝vs竜頭の滝 湯滝
日光の有名な滝としては、華厳の滝を挙げる人が多いでしょう。
でも、それ以外にも様々な滝があるのですよね。中禅寺湖付近では、華厳の滝以外に竜頭の滝(りゅうずのたき)と湯滝があり、この3つが奥日光の三大名瀑といわれています。
今回は、さすがに1日で様々な場所を観光してきて疲れたこともあり、湯滝までは行けませんでしたが、中禅寺湖だけで1日観光するのであれば、3つの滝を回ってみたかったなあ・・・と思いました。
(中禅寺湖から国道120号線「日光ロマンチック街道」を北に行き、竜頭の滝よりも更に6km、車で約10分走ったところにあります。距離的には近いので、体力があれば是非行きたいところでした。)
竜頭の滝は、華厳の滝に比べると迫力はありませんが、滝に沿って歩けるのが魅力的です。駐車場は滝の下と上、どちらにもあるので、どちらかに止めて逆に向かって歩くと良い運動になるし、滝の水と周辺の木々のマイナスイオンで癒されるし、気分爽快になります。
ちなみにこの竜頭の滝、滝の流れが2つに分かれている箇所を正面から見た姿が「龍の頭」に似ているとか、中央の岩が頭に似ているとか、2つの流れが「龍の髭」に似ているとか、様々な説があり、そこから名付けられたのだそうです。それを見たくて行ったのですが、何故かうっかり見逃して滝を歩いていったようなのです。
滝下の駐車場から出発し、
坂道を少し上ると
滝が流れているのを見ることができます。
そして更に上へと目指して歩いていったのですが、いつまで経っても見当たらず。
『あの竜頭の場所ってどこにあるのかなあ?』とキョロキョロしていました。
でも、上流まで行っても見当たらず、とても残念だなあ・・・と思っていたら。
なんと。
最後にお土産屋さんを覗いたら・・・。
そのお店の奥に、
ありました!
「灯台下暗し」
ってこのことだったのですね。
最後に見れて嬉しかったです。
さいごに
華厳の滝と竜頭の滝、どちらが良いか、というのは好みの問題であり、どちらも奥日光に行くなら外せない滝だなあと思ってます。華厳の滝のように、エレベーターに乗って見に行く滝なんて他にはありませんし、竜頭の滝のように、間近でのんびりお茶しながら見たり、滝に沿って歩きながらずっと滝を眺めていられる滝も滅多にないでしょうし、どちらもおすすめです。
更に、私は行けませんでしたが湯滝は更に上流にある滝で、非常に迫力のある滝だそうです。なので、時間が確保できるのであれば、中禅寺湖を中心に1日観光する計画にして、奥日光の三大名瀑も見るのがおすすめです。
そして、中禅寺湖の標高は1269mなので、想像以上に気温が低いです。1枚羽織るものを持っていかないと寒くて震えることになるのでご注意ください。
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