栃木大谷石観光といえば?資料館はデート向き?有名な観音様は?

観光


栃木では大谷石が有名で、観光地の1つとなっています。

でも、実際に何がおすすめでしょうか。

今回は、栃木県の大谷石に興味を持ったら一度は見に行きたい場所として、宇都宮にある大谷資料館や観音様のことを中心に、アクセスやどんな場所か、デートとして考えたら他に合わせて行きたい有名どころはないか、などをお話しします。

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栃木大谷石観光といえば何がおすすめ?

栃木県といえば日光東照宮かもしれませんが、大谷石に興味があれば是非一度は大谷資料館には行ってみたいものですし、他にもいくつか周辺の観光スポットはあります。
まとめてご紹介すると、

・大谷資料館
・大谷寺
・平和公園(平和観音)

この3ヶ所は近い場所にあるので、1日時間があればまとめて行くのがおすすめです。

大谷石関係の施設見学時間について

歩くスピードや興味の対象の有無によって時間は異なりますが、我が家で見学した際にかかった時間は以下のような結果でした。

・大谷資料館→1.5時間
・大谷寺 →1時間
・平和観音→1時間

大谷寺と平和観音は徒歩2~3分(イメージ的には道路を1本挟んで目の前、という感じでした)なので移動がラクです。
また、大谷資料館と大谷寺、平和観音の距離は約800mなので車なら2~3分だし、徒歩でも約10分で移動できます。


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大谷石資料館はデート向き?

大谷資料館は昔、大谷石が採掘されていた巨大空間を活かした施設です。見学する施設は地下で、年平均気温が約8度のひんやりした薄暗い空間にライトアップされた巨大な石の壁が映え、神秘的な雰囲気の場所です。
ちなみに、採掘場の広さは約2万平方メートルあり、深さの平均は約30m、最大のところで60mとなっています。

昔は手掘りだったのが技術が進み機械掘りへと変わっていきましたが、その採石道具なども展示されています。

高さ数十メートルもの空間の採掘を、手掘りで行っていた時代もあるということで、その場所を見るとビックリすることでしょう。ライトアップされた石を見るだけでも迫力に圧倒されますよ。
また、大谷石の特徴や成り立ちなどに興味がある人や、手掘り時代にどのように行っていたか、道具などのことが知りたい人には1階に展示室があるので、そちらで予習してから地下の展示場を見ると納得度が増すのでおすすめです。

展示室には大谷石の種類や特徴等も掲載されているので、やり方次第では夏休みの自由研究にも使えるはずです。

このように書いていくと、栃木の観光名所としては日光東照宮のようなメジャーで煌びやかな要素はないのですが、1日栃木のどこかでデートする場所がないか、と探している人にはおすすめしたい場所の1つです。
(もちろん、東照宮などのメジャーな施設に行ったことがなければ、そちらが優先でしょうけど。)

というのも、大谷資料館の雰囲気としては、鍾乳洞のような薄暗い空間で段差があるので、離れないようにという意味で、手を繋ぎやすいはずです。
入口を入ると長い階段があり、下って行きます。

中に入ってくと、地下空間が更にすごい高さであることが分かりますよね。
下の写真は階段から下を眺めた光景です。

以前観光した日原鍾乳洞も様々な色のライトが当たって美しかったのですが、この大谷資料館も同じようにライティングが素敵で、こんな神秘的な十字架もありました。

華道家の假屋崎省吾氏の製作したオブジェ(?)もあります。

下はステージのようです。天井高がすごいですよね。

我が家では夏の家族旅行で行きましたが、結構若いカップルもいました。夏の旅行シーズンだと家族連れが多く見学客も多いのですが、そのシーズンを外せば少し落ち着いて見学できるのではないかなあと感じてます。

また、資料館の外にはおしゃれなオープンテラスのカフェがあり、飲食可能です。

ところで面白いなあ、と思ったのが地下資料館の、下の写真の箇所です。
特に珍しいものがある訳でもないのですが、下から見上げると、上の方に明かりが漏れているんですね~。(この手前から立ち入り禁止となっているので、あの明かりの正体が何かを確認することはできません。)

なぜあんな場所に光が入るのかなあ?と思っていたのですが、外に出て帰る際に納得しました。
建物入口から出て駐車場へ向かう途中の左側を見ると、こんな場所があったのです。

こちらも立ち入り禁止のコーンがあります。

一瞬、何だろう?と思ったのですが、よく考えると、地下の明かりの場所に繋がっているのだと思います。
この大谷資料館では様々なイベントがあり、有名な芸能人がプロモーションビデオを撮影したり、自動車メーカーやワインメーカー等のプロモーションも催されているのです。
そういう時のための自動車搬入路なのか!と納得しました。

大谷資料館について

所在地:栃木県宇都宮市大谷町909
入館料:大人800円、小中学生400円

大谷資料館のアクセス

電車の場合:宇都宮駅西口から関東バス「大谷立岩」行きに乗車約30分、「資料館入口」下車徒歩5分
車の場合:東北自動車道 鹿沼インターから約13km、宇都宮インターから約8km

駐車場:約300台。
※駐車場の収容台数はかなり多いとはいえ、夏休みや連休などのシーズンだと時間帯によっては混雑する可能性があります。

万が一駐車場が満車の場合には、徒歩10分のところにある平和観音入口に市営無料駐車場があるので、そちらに駐車するのがおすすめです。そちらが満車の場合は、平和観音の目の前にある大谷寺の駐車場もありますが、こちらは有料で、大谷寺の拝観料とセットになっています。(拝観料を払えば駐車場料金は無料という扱いになります。)

ちなみに、駐車場の台数は
大谷寺の駐車場:50台
市営無料駐車場:100台
となっています。

大谷寺と平和観音のアクセスで電車の場合は、宇都宮駅西口から関東バスで約30分、「大谷観音前」下車徒歩1~2分となっています。

宇都宮の大谷観音といえば?


我が家では、大谷資料館を見学した後にどこに行こうか、と悩んだのですが、大谷観音が有名だというので、近くにある「大谷寺」に行くことにしました。(残念なことに、入口が改装中なのか養生シートで隠れていました。)

そうしたら、確かに観音様はお寺にいらっしゃったのですが、「大谷観音」というのはお寺の社の中でした。実は、遠くから見たら屋外にある大きな石の観音様が気になっていたので、「あれっ?想像していたのと違う!?」と思ってしまったのです。

大谷寺の本堂はこちらです。

写真の右側に数段木の階段があるのですが、ここから中に入ります。でも気になるのが真上の大きな岩ですよね。穴がボコンボコンに開いたような感じで不気味というのか面白いというのか・・・。

さて、お寺の本堂内は撮影禁止なので残念ながらここには載せられませんが、平安時代に弘法大師が作ったと伝えられている、約4mの千手観音が大谷寺のご本尊の「大谷観音」でした。
大きな大谷石の壁を掘ってご本尊があり、他にも様々な石仏が並んでいます。とても地味な石仏ばかりですが、歴史を感じさせる、とても優しいお顔の仏様ばかりなので、神社仏閣好きな人にはおすすめです。

また、小さな池があり、弁財天が祀られています。

池も含めて、大谷寺は質素で温かみのある、心落ち着く場所だと思いますよ。

平和観音と平和公園について

大谷寺から徒歩2~3分の場所に平和公園があり、その入り口に平和観音が立っています。
ちなみに、観音さまの名称は間違いやすいので気を付けましょう!、

・大谷寺 →大谷観音(室内にある小さい観音様)
・平和公園→平和観音(屋外にある大きい観音様)

となっています。
そして、平和公園の平和観音さまはこちらです!


高さ27mもあるので、大谷寺と違って、地味だけど迫力がある空間です。

また、大谷観音と違って歴史は浅く、太平洋戦争の戦没者供養と世界平和を祈って彫刻されたものです。

この公園にはいくつか見どころがあるのですが、その1つが「親子かえる」です。
看板があるのですが、パッと見ただけだと意味が分かり難いです。

赤い矢印はあるけど、どこから何を見ればいいの・・・?

と思って暫くウロウロしてしまいました(。-∀-)

まあ、赤い矢印の方へ歩いて行き、立ってこの石を見ると、

なんとなく、親子のかえるが向き合っているような気がしませんか?(特に右側の子ガエルは、真後ろから眺めたような感じで脚が2つあるような気が。)

他の人はパッと見つけるかなあ?と思って暫くの間近くで様子を見ていたら・・・やっぱり皆さん迷っていました(;´・ω・)
ウロウロ探していたので、その人たちに声を掛けて「ここのポイントですよね?」と言って立ってもらったら、
「あー、本当だ!」
と言われたので、間違いなさそうです(*´▽`*)


さいごに

大谷石というイメージだと、渋くて地味な気がするかもしれません。でも、大谷資料館はその神秘的な景観から、有名なロケ地としても知られているし、有名な企業のプロモーションで使われることも多いです。実際に見に行くと、見に来て良かったなあ、と年齢を問わず満足できる観光施設だと思いますよ。
ちなみに、地下の一角にある展示スペースには過去にロケの行われた映画やプロモーション等の様子が写真パネルで展示されているので、じっくり見ていくと2時間以上かかるかもしれません。

また、地下は年平均気温8度、夏の暑い時期でも13~14度程度となっているので、寒さ対策として夏でも長袖の上着を用意していく方が良いでしょう。

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