栗の皮むき器で有名なのは2000円程度で売っていますよね。
amazonや楽天のレビューを見ると確かに良さそうですが、近所の100円ショップに行くと、安い栗の皮むき器があるので、そっちが使えれば無理して高い物を買う必要はないし。どうしようかなあ・・・。
ということで、今回は、100円ショップの皮むき器がどこまで使えるか試してみるとともに、包丁や他の道具でも試してみて、その使い勝手についてお話しします。
栗の皮むき器で100円ショップのは使えるのか?
今回購入したのはダイソーにあった、こちらの商品です。
刃の材質は、ステンレススチール(ステンレスのこと)で、使用上注意事項として、「刃に触れないように」「お子様の手の届かない場所で使用・保管するように」というような内容があります。
ですが、刃といっても包丁やフルーツナイフのような先の尖っているものではなく、端から端までずっと同じ厚みの刃なので、刃物の怖さ(刺したら危ない)を知っているような子供なら、親子で一緒に栗剥きする道具としては使えそうです。
特に、刃全体的に丸みのある形状なので、怖がりなうちの子供でも安心して持つことができました。
栗の剥き方は以下の通りです。
(1)鍋に水をたっぷり入れて、栗を丸1日浸けておきます。
(2)栗を取り出します。
(3)栗のてっぺんに尖った部分とそこを起点に筋目があるので、そこの部分から下に向かって切り目を入れていきます。
(4)別の部分も同じように上から下に向かって切れ目を入れます。
(5)栗の側面が全部剥いたら、最後に底の部分に皮むき器を入れてきれいに外します。
ただ、元々貧乏性なのか、鬼皮は簡単に剥けたのですが、渋皮を薄く剥きたいなあと考えて丁寧にやろうとしたら、なかなかきれいに剥けずに苦労しました。
プロの料理人なんかはケチらず思い切って分厚く切ってしまうということもあり、作業が手早いのでしょうね。そして、皮むき器で格闘したのですが、どうしても薄くできずに挫折しましたorz
栗の皮むきで包丁や他の道具と比べてどうなの?
【ピーラー】
そこで、次に考えたのが、じゃがいもの皮むきで重宝しているピーラーです。クックパッドなどのサイトで実際にピーラーが使いやすい、という人もいたので試したところ、側面のカーブ部分はやりやすいのですが、平らな部分には向きませんでした。
平らな部分といっても、若干凹んでいる栗も多いのですよね。そうなると、ピーラーだと刃を当てることが難しくなるので使えないのです。ですから、カーブ部分と平らな部分の2ヶ所を別の道具でやる必要があるんですよね。面倒臭い・・・(汗)
また、カーブ部分にも所々くぼんでいるところがありますし、そこだけ別の方法で剥くのは面倒なのですよね。
【バターナイフ】
上の皮むき器と同じで、初心者向けの安全な道具としてバターナイフもあります。
バターナイフは先端が少し尖っていて、硬い栗の皮の中にぎゅっと差し込みやすい道具であり、しかも、手を怪我しにくい、優しい道具なんですよね。
ただ、こちらも、渋皮を剥くのにモタモタしてしまい、私にとっては物足りない道具でした。鬼皮を剥くのに便利な道具という気がします。
【包丁】
最終的にたどり着いたのは包丁です。
結局、渋皮をきれいに剥くのに微調整がしやすいのが、切れ味の良い包丁という結論になりました。渋皮を薄くきれいに剥きたいなら、これが良いのかな、、、と、包丁で全部の栗を確認しながら感じました。
さいごに
今回は、色んな道具で四苦八苦したのですが、100円ショップの栗の皮むき器は、鬼皮を剥くのには安全性の高い道具でまあまあ使える商品だと感じました。でも、鬼皮ならバターナイフも同じような使い方が出来るので、敢えて買わなくてもいいかな?とも思います。
問題は、渋皮なのですが、道具を中心に考えてみると、きれいで確実なのは包丁。貧乏性でも、諦めて分厚く切れば楽ですが、出来るだけ薄くきれいに切っていくことを考えると、包丁だと時間がかかり過ぎます。
なので、オーブンやフライパンで少量ずつ温めて、冷めないうちに濡れ布巾でゴシゴシ擦って渋皮を剥がすなどの方法が無駄が少なくて良さそうです。
試行錯誤の上に辿り着いたのが、こちらの方法です。
→栗の剥き方で圧力鍋の優れた点とは?鬼皮と渋皮剥きを1個30秒で!
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