赤福って美味しいですよね。
でも心配なのが、賞味期限切れです。
他のお菓子系のお土産品だと、短くても1、2週間というのは多いのに、なぜか赤福はすごく短いのですよね。
だから、すごく美味しいし知人にも買ってあげたいけど、渡すまでの日数を考えると
「無理、プレゼントできない!」
というケースが多いです。
今回は、この賞味期限切れの問題や、実際の保存方法について、冷凍保存のおすすめ方法を含めてお話しします。
赤福の賞味期限切れの心配は?
赤福の消費期限は製造日を含めて3日間となっています。ただ、5月中旬頃から10月中旬頃は暑い時期ということもあり更に短くなり、製造日を含めて2日間となっています。
・・・今回はギリギリ10月下旬だったので3日間とはいえ、お土産のお菓子としては非常に短いですよね。せっかくの銘菓なのだから、もっと長持ちさせてほしい、といつも思ってしまうのですが、逆に言うと、酸化防止剤や防腐剤を使っていない、自然な形でのお菓子なので仕方がありません。
ちなみに原材料の表記はこちらです。
砂糖、小豆、もち米、糖類加工品。たったこれだけ、昔ながらの作り方なんですね~。
さて、こんな赤福の保存方法はどうしたら良いのかというと、まず思い浮かぶのが冷蔵庫ですよね。
本当なら、お餅なので常温保存したいところですが、常温保存だと1週間経たずにカビが生える可能性が高いです。お恥ずかしいのですが、以前赤福を購入した際(我が家は関東地方ですが)、大好きなお菓子なので「大事に大事に」と少しずつ食べていたら、1週間経たずにカビが生えて全処分しなければならず、
もっと早く食べちゃえば良かったのに(>_<)
と後悔したものです←大バカですよね(汗)
ただ、冷蔵庫に入れておくと、今度は「餅」なので硬くなってしまうし水分も飛んでしまうので、美味しさが台無しになるという欠点が出てきます。
となると、残る保存方法としては「冷凍保存」しかありませんよね。次に、冷凍保存について詳しくお話ししていきます。
赤福の冷凍保存方法について
購入後すぐに食べない場合は、冷凍庫での保存がおすすめです。
食べる際には、自然解凍すれば、普通に美味しく食べることができます。
(食べる前日に冷蔵庫に入れてゆっくりと解凍させましょう。)
餅って、私達のような一般家庭では滅多なことでは冷凍しませんよね。でも、満1歳のお祝いで使う「一升餅」の注文を受ける大型店舗等の場合は、あらかじめ作って冷凍保存しておき、注文が入ったら解凍するという方法を採っているところもあるそうです。
商用の大型冷凍庫だと急速冷凍などの技術もあり、味や見た目の質を損なわずに保つことができるのです。ただ、家庭用冷蔵庫で冷凍した場合も絶対に質を損ねずにできるとは言い切れませんが、常温でカビを生やしたり、冷蔵庫で硬くなったり水分飛んでパサパサになったり、というよりは、確実に美味しく食べられるはずですよ。
ただ、家庭用の冷凍庫だと冷凍焼けの可能性もあるので、できれば1ヶ月以内程度で食べる方が良いでしょう。
冷凍する際の方法としては、メリットデメリット含めて以下の3通りがあります。
1.ラップで包む方法
冷凍焼け、ニオイ移りを防ぐためには、 1こずつラップで包んでから、ジップロックやタッパーに入れて冷凍庫で保存する方が良いです。
ただ、1こずつラップで包むと、こんなことになる可能性があります。
↓ ↓ ↓
食べる際に、赤福の餡がラップにベチャッと付いて離れてくれないのです(ノД`)・゜・。
最初の常温で取り分ける場合は、付属のヘラでアルミのパッケージからきれいに剥がせるようになっているのですけどね・・・。
ほら。こんな風に、ほとんど餡子や餅を残さずヘラで取れるんです。
↓ ↓ ↓
そして、ラップに包んだ状態はこちら。
↓ ↓ ↓
2.購入した箱のまま冷凍する方法(←おすすめ)
そのため、ちょっと乱暴な方法かもしれませんが、購入してきた箱をそのまま使って冷凍保存する、という方法が好まれています。(これなら手間がかかりませんしね!)
ただ、注意しておきたいのが、箱そのままなら非常に安心ではないか、と考える人も多いのですが、赤福のパッケージは密閉性がありません。何故かというと、蓋が紙製なんですよね。だから、箱の上からラップをピタッと掛けて、更にビニール袋等に入れて乾燥対策をすると、非常に良い状態で保存できますよ。
3.更に丁寧に冷凍保存したい場合~半冷凍→ジップロック利用(←おすすめ)
丁寧に冷凍保存する場合は、半冷凍してからジップロックに入れ直すという以下の方法がおすすめです。
(1)赤福をそのまま2時間程度冷凍庫で冷やして、ある程度冷やし固めます。(あまり長時間冷凍すると、逆に隣同士でくっついている赤福が切れなくなって困る事態になるので、冷やし過ぎず、柔らかすぎず、という加減が必要です。)
(2)1つずつばらしてジップロックに入れます。
(3)なるべく空気に触れないように冷凍保存する方が良いので、出来るだけ空気を抜いて冷凍保存します。
こうすることで、餡が隣の赤福にくっつかずに冷凍できるし、解凍する際も、ラップを使ってないため、後で剥がす際にベタベタにくっついてしまう、という事態を防ぐことができます。
さいごに
赤福をすぐに食べない場合は、迷わず、冷凍保存をしましょう。
でないと、美味しさを保つことができないし、最悪カビが生えてそのままゴミ箱行きという事態になってしまいます。
冷凍保存については、細かく言うと、いくつかやり方がありますが、後で食べる際にベタベタしても良いか、そうでないか、によって保存方法が変わります。今回は3通りの冷凍保存方法をご紹介しましたが、ちょっとの手間で、きれいに美味しく食べられるので、ぜひやってみてくださいね。
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