メゾネットタイプのマンションには内階段がありますよね。この階段は、小さい子供や高齢者にとっては落ちる可能性があり危険です。そこで、賃貸物件であっても安全対策が欠かせません。
我が家はこの数年で数回引越しており、今回はメゾネットの賃貸マンションを選びましたが、賃貸物件に入居するにあたり仲介の不動産屋に色々アドバイスを貰って、滑り止めをつけることにしました。
今回は、この不動産屋に教えてもらったおすすめの安全対策と、実際の我が家の設置についてお話しします。
メゾネットの階段で子供の安全対策は?
メゾネットマンションには階段がついていますが、賃貸物件だと何も安全対策をしていないケースも多く、小さい子供が階段を見ると結構怖いと感じるようです。
我が家の場合、子供はもう10歳過ぎているので普通なら階段を怖がる年齢ではないハズですが、元々怖がりな性質なこともあり、そして、安全対策されていない階段を上り下りする経験がなかったことから、メゾネットの賃貸物件を見た瞬間緊張したようです。そして、実際に上り下りする際に足がすくんだリ、「階段幅が狭すぎる!」とか「1段1段の高さが高い」等と文句を言っていました。
私も夫も、「たかが階段ごときで!?」と思ったのですが、私も実際に階段を上り下りしてみると、確かにちょっと危なっかしい感じがしました。というのも、安全対策されていない階段だと、自分が階段を踏んでいるという感覚が乏しいのですよ。だから、どこかでツルッと滑ってしまう気がして怖かったのですね。
そうしたら、内覧時に説明してくれた不動産屋の担当者が、
「メゾネットに住む場合、子供の安全対策は必須です」
とアドバイスしてくれたのです。
具体的には、
・1段1段に滑り止めをつけること
・階段下にタイルカーペット等を敷き詰めて、万が一落ちた時の対策をしておくこと
だそうです。
滑り止めについては、大きく分けて2つ、カーペットタイプと階段の縁につけるプラスチックがあります。
カーペットタイプは子供が歩くことを考えると軟らかいのでおすすめだけど、頻繁に洗う場合は粘着力が無くなるものも多い、という話でした。
確かに、楽天やamazonでカーペットタイプのレビューを見ると、
最初は粘着力あって良かったけど、一度洗うと粘着力が無くなって困った
というような内容が意外と多くあったのですよね。
ですので、我が家の場合は縁につけるプラスチックの商品を選ぶことにしました。
で、物件が決まってから早速滑り止めを購入して、入居日に取り付けました。
階段の子供の滑り止め
我が家で購入した階段の滑り止めはこちらの商品です。
階段の滑り止め、実際の商品はこちらです。
14段入っていたので、一番上の段と、その他の13段全てに取り付けると、ちょうど数が合いました。
我が家でこの商品を選んだ理由は、
・カーペットタイプでないこと
・縁が蛍光タイプ(蓄光性)なので、電気を消しても暫くの間は階段が光る
・L字型なので、上から見ても光るし、下から側面を眺めても光って見えるので安全性が高い
・簡単に取り付けできる
このような理由がありました。
カーペットタイプでも良かったのですが、1回洗濯してしまうと粘着力が消えてしまうのであれば、滑り止めとしての価値が無くなってしまうため無意味ですよね。だから、このタイプにするなら、洗濯しないで長く使うか、洗濯したくなった場合は諦めて別のカーペットタイプを債購入するという方法になってしまいますよね。
この滑り止めは裏の両面テープを剥がして階段に取り付けるだけ。実に簡単でした。
両面テープはかなり粘着力があるので一度貼ったら余程のことがなければ剥がれてこないようです。
下4段を貼った段階での写真はこんな感じです。
上の方は怖い感じがしますが、下4段はなんとなく安心感がありますよね。
そして、全て貼り終えた後はこんな感じです。
縁のラインがしっかり見えるので、見た目も安心ですし、実際に歩いてみると縁が凸凹していて足の感触があって安心できました。
横から見た写真がこちらです。
この記事の冒頭にある写真と比べてみると、全然違いますよね!
ちなみに、数年後に退去する際に剥がして原状回復しなければなりませんが、取り外す際の注意点としては、
両面テープを長期間つけておくと剥がれにくくなるし、一度に剥がそうとすると階段の踏み板表面を傷つけてしまう可能性があるので、
・ドライヤーで温めてから作業開始する
・マイナスドライバー等を使って少しずつ丁寧に剥がす
というようなことに注意して剥がしていきましょう。
◆また、実際の作業が難しい場合にはこちらのサイトが参考になりますよ。
→シール剥がした後のベタベタの取り方は?身近な材料で簡単な方法!
階段下の子供の対策は?
階段の子供の安全対策に欠かせないのは滑り止めですが、もう1つ、万が一落ちた時のことを考えておくべき、とメゾネットを契約するにあたり、不動産屋の担当者がアドバイスしてくれました。
落ちたら痛いのは当然ですが、少しでも衝撃を和らげるためにも、下にカーペットやマット等の柔らかい素材のものを敷いておく方が良い、との事でした。
そして我が家で選んだのはこちらです。
階段の1段1段に滑り止めをつけることで安全性はかなり高まるけど、それでも落ちた時のことを考えると、一番下のところに軟らかいジュータン等を敷いておく方がより良いのですよね。
折角敷いても、それがズレて滑ったら逆効果なので、裏側に滑り止め加工がしっかりついているものにしましょう。
実際のマットはこちらです。
裏面の吸着シートはフィルムを剥がしてから床につけます。
一袋9枚を貼ったところです。右端はカッターで階段幅に合わせて切りました。
実際に貼ってから階段を降りたところ、床がカーペットのお陰で気持ち良いし、踏み降りて安心、という感じがしました。
さいごに
賃貸住宅でメゾネットだと階段に何もついていないことが多いです。階段の滑り止めは万が一のことを考えると、小さい子供やお年寄りがいなくても付けておく方が安心ですよ。
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