夏になると一度は食べたいのが、流しそうめんですよね~。
でも、流しそうめんって、あまりやっているところが多くないのですよね。私の住んでいる東京では数が少ないです(。-_-。)
昨年夏に、八王子で手軽で食べられる格安の流しそうめんのことを知ったので、行って食べてきました。
今回は、この流しそうめんについてお話しします。
流しそうめんを東京で食べるには?
流しそうめんを東京で食べたい、と考えた場合に、パッと出てくるお店としては以下の2軒があります。
鮒宿(ふなやど)
最寄駅:京王線柴崎駅から徒歩5分
所在地:東京都調布市菊野台2-4-2
電話番号:042-483-3053
開催期間:夏季
でも、ここのお店は結構値段が高くて、大人1,600円、子供900円なんですよね。まあ、天ぷらやトマトがついてこの値段なので、きちんとした料金設定なのだとは思いますが、子供連れで流しそうめんだけを楽しみたい場合、ちょっと高いよね・・・と躊躇してしまいますよね。
しかも、2017年の営業日は土日、祝日だけでした。営業時間も11時から16時半までと短いし、完全予約制です。
きっと、行って食べたら満足するとは思うけど、迷いますよね。
あと、東京にはもう1軒、八王子市高尾にあります。
高尾山ビアマウント

最寄駅:京王高尾山口駅から徒歩5分のケーブルカー清滝駅で乗車して6分、ケーブルカー高尾山駅から徒歩1分
電話番号:042-665ー9943
開催期間:毎年6月中旬から10月中旬まで。
営業時間:15時~21時(土日祝の開始時刻は、7月上旬まで14時半、7月中旬以降13時)
こちらは2時間食べ放題、飲み放題のバイキング形式です。
なので、料金も結構します。
高校生以上の男性で 3,800円、女性3,600円、中学生2,500円、小学生1,500円、3歳以上500円となっています。
流しそうめんは、このコーナーの一角にありますが、あくまでも1コーナーなので、メインはバイキングとなっています。
でも、両方とも流しそうめん以外に色々なものがついてくるから高いですよね。なので、色々調べたところ、次のところを見つけました。
流しそうめん八王子 夕やけ小やけふれあいの里
八王子に、夕やけ小やけふれあいの里という施設があるのですが、そこでは毎年8月に流しそうめんのイベントを開催しています。
夕やけ小やけふれあいの里
最寄駅:京王線またはJR高尾駅北口から西東京バス陣馬高原下行きで約30分「夕焼小焼」下車
入場料:大人200円、中学生以下100円(4歳未満無料)
駐車場:無料(200台)
この夕やけ小やけふれあいの里では、普段、八王子ゆかりのある方々の作品や資料を展示したり、地元の農家の方々の育てた野菜を直売していたり、牧場で動物とのふれあいを楽しめたり、川遊びもできます。
流しそうめんは、そんな施設の季節的なイベントで、昨年は8回目だったそうです。
そうめん流しのチケットは入場料とは別で、未就学児が200円で、小学生以上は300円となっています。
施設の入口で、先に夕やけこやけふれあいの里の入場券を購入した後に、そうめん流しのチケットを買って入っていきます。
流しそうめん体験!
年1回の、安くて規模の大きい流しそうめんが楽しめることから、八王子の山奥とはいえ、結構混むかなあと想像していましたが、車で行ったところ、駐車場に到着した9時半くらいでは、まだ駐車場スペースに余裕がありました。
そして、入口で入場券とそうめん流しのチケットを購入してから入ります。
そうめん流し会場は「ふれあい館」なので、入口から数百メートル離れた場所にあります。
入口近くにある「夕焼小焼館」
の3階から外に出て、木の橋を渡っていくのですが、
初めてだと分かりづらいかもしれません。
会場に到着したら、既にそうめんを食べる人が沢山、待っている人も沢山で熱気がありました。
そうめん流しは人気があると思ったけど、やはり開始から暫くするとかなり混雑していて、待ち時間が長かったです。
ちなみに、流しそうめんは20分ごとの入替制で、参加者の食べる時間は正味8分だそうです。(残り12分は容器の受取や薬味、天かすを入れたり、場所取りなどで終わります。)
そして、竹のそうめん流しのセットの規模に感動!!!
近くの竹林の竹を伐採してきて設置したのだそうです。
広い会場で立って食べるのですが、何か所にも渡って曲がるコーナーがあり、
くねくねと、水とそうめんが流れていくのですね~。
長い待ち時間の間、暇だったので子供と一緒に下流がどうなっているのか見ていました。
こうなってます。
落ちたそうめんや、流した大量の水がもったいない・・・と(貧乏性なので)一瞬思ってしまったけど、年に1度のイベントで多くの人が美味しく食べて、すごく楽しんでいるので良いんでしょうね~。
さて、30分程度待って、ようやく私達の番になりました。
最初にチケットを渡して、めんつゆ入りの容器と箸を受け取り、
天かすと薬味を入れて、場所取りします。
今回、流す場所は三箇所でした。
場所取りが落ち着いた後、食べ始める前に係の人が注意事項をマイクで説明していたのですが、川上の人は取り過ぎないよう、下の人に配慮するように、ということ。
なるほど~。きちんと説明してくれると安心ですね。(私と子供は考え無しで真ん中あたりに場所取っていたのですが、後からどんどん上流に人が沢山来てしまい、「もしかしたら、ココまでそうめんが流れてこないかもしれない!?」と心配していたのです。)
そして、実際に始まったら、下にいてもまあまあ流れてきたので、
皆さんマナーを守って食べてくれてるなあと安堵しました。
待ち時間が長かったので、会場の係の人がどんなことをしているのか、と見ていたら、
・茹でる人(厨房)
・そうめんを流す人
・説明する人
・次の回の準備をする人(容器をたくさん並べて、めんつゆを入れる)
このイベントのために、いろんな人が準備して動いてくれているんだなー、と感動してしまいました。
待っていた30分間は長かったのに、食べる8分間はあっという間に終了してしまいました。
最後、8分間を終える前に、この回で流すそうめんが全て無くなったので終了、ということでした。
その後、建物内の売店では、地元で収穫したブルーベリーが置いてありました。
1人5粒食べて良いですよ、との事だったので遠慮せず5粒いただきました。
完熟していて全部美味しかったです。
あと、こちらの売店では、かき氷が人気で行列になっていました。
1個100円という安さも人気の理由でしょうけど、もう1つの人気の理由は、昔ながらの手回しかき氷器だからだったと思います。
しかも、自分でかき氷を作って下さい、みたいなスタンスらしく、小さい子供達が皆、夢中になって回してました。うちの子供もイチゴ味のを作らせてもらい、
美味しくいただきました。
さいごに
夕やけ小やけふれあいの里で開催される流しそうめんは、毎年1回のイベントです。
料理店の流しそうめんとは違い、それだけを安く楽しめるのが良いですね~。そうめんを流す場所も広いし、本格的な竹で作られているのですごく雰囲気も良いですよ。
とはいえ、日程を合わせなきゃいけないし、車でないと不便な場所なので、ちょっと遠い場所から行くのは大変かもしれません。
ですが、東京で流しそうめんを楽しめる場所は少ないので、「流しそうめんを、どうしてもやりたいんだーっ!」という人には是非おすすめしたいイベントです。
毎年イベントが続けば夏頃に日程が発表されるので、都合を合わせて食べにいってみてくださいね。(2018年は8月18日、19日の予定です。)
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