博多ピエスドールは福岡土産として有名なチーズ饅頭ですが、チーズ饅頭というと全国には様々な銘菓があるようですね。
今回、福岡ピエスドールを買いたいけど、そもそもチーズ饅頭って何?な状態だったので有名なチーズ饅頭や博多ピエスドールの特徴を比較して、何が長所か調べてみました。また、実際に福岡空港で購入して食べてみたので、味や食感、おいしい食べ方についてもお伝えします。
博多ピエスドールとチーズ饅頭の関係は?
チーズ饅頭は1980年頃で、元祖は宮崎県といわれています。
宮崎県にはチーズ饅頭を作っている会社が約250あるのですが、その中で特に有名なのが、風月堂、南国屋今門、わらべの3社で、それぞれ自社のチーズ饅頭が元祖だと名乗っています。ただ、同じ頃に発売されたこともあり、どこが本当に元祖だかわかりませんし、宮崎県の人々は、どこが元祖かということよりも、どこが一番自分の好みの味か、という点を重視しているようで、あまり「元祖」にこだわっていないようです。
というのも、チーズ饅頭は、クッキー生地で餡の代わりにチーズを包んでいる和洋折衷のお菓子ですが、和風、洋風、中華など様々な影響を受けて商品開発されたものなので、会社によって様々な違いがあるのですよね。オーブンで焼くタイプもあれば、鉄板で焼くタイプもあるし、外皮についても、生地がモチモチしたタイプやサクサクしたタイプなど様々なので、比較しようがないのです。
とはいえ、買うにあたって、どれが良いのかは気になるところですよね。なので、どこが商品のこだわりなのかを比較してみました。
チーズ饅頭を比較してみたら?
元祖と言われるこの3つのチーズ饅頭のこだわりについてみると、風月堂は皮を重視しており、南国屋今門はチーズにこだわって沢山使っています。わらべは生地がクッキーのようなサクサクした食感になっています。それぞれ、こだわっている部分が全く異なるので、自分の感性に合うのか、という「好みの問題」になってきますよねー。
じゃあ、話を戻しますが、博多ピエスドールは何がポイントなの?
というと、中のチーズクリームのようです。
商品開発の際に、コストと味のバランスを考えてかなり試行錯誤した上で2種類のチーズを選びぬいたのだとか。そして、焼き菓子というのは、焼いてすぐ食べるのと、日数が経過してから食べるのとでは味が少し違うものですが、博多ピエスドールについて当てはめてみると次のように変化していきます。
最初は、中のチーズが隙間なく詰まっているのですが、
徐々にチーズの水分が外の生地に吸収されていき、
濃厚な味に変化していくのです。
そして、水分を吸った生地はより一層「モチモチッ」となります。
ちなみに、賞味期限は16日程度となっています。個包装で、1つ1つ密封されているし、中に脱酸素剤のプロデリスが入っているので賞味期限ギリギリまで美味しく食べられるようですね。
博多ピエスドールを福岡空港で購入して食べました!
さて、博多ピエスドールを福岡空港で購入してきました。私が購入した場所は、福岡空港のANA FESTA 福岡2ビルロビー店 第3ターミナル2Fです。
6個入りで税込648円でした。
博多ピエスドールは福岡空港以外だと博多駅KIOSKや九州自動車道のサービスエリア等でも購入できるそうです。
パッケージを開けると、
大きさは小さめですね。
中身を取り出して割ってみると、
こんな感じです。クリームが2層になっているのは分かりづらいかも(;^ω^)
食べてみると、チーズの香りと味がすごい濃厚で、チーズ好きな私にはすごいツボにハマる味でした!
他のチーズ饅頭は食べたことないので比較できませんが、かなりモチモチしているなあ、という印象を受けたし、「お饅頭」というよりも「濃厚なポンデケージョ」という食感でした。
博多ピエスドールを3倍楽しむ方法
博多ピエスドールはそのまま食べても充分美味しいのですが、ひと手間かければもっと美味しく食べられます。
電子レンジで10秒間(500wの場合)か、オーブントースターで2分温めると、焼き立てパンのような感じになりますし、中のチーズがトロリとして美味しいです。
また、冷凍庫で凍らせると、チーズがアイスのようになり、シャリシャリして食感も楽しめますよ。
さいごに
チーズ饅頭というと宮崎県の方が元祖を名乗るだけあって注目されていますが、この博多ピエスドールも非常に評価が高いお菓子のようです。
そして、今回は他のお土産品を買う都合上、普通の博多ピエスドールしか購入できませんでしたが、「あまおう苺」もかなり人気商品だそうです。特産品のあまおう苺をたっぷり使っているので、苺味が濃厚で、苺が大好きならとても喜ばれる味なのだとか。
次回は両方とも購入したいなあと考えています。
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