福岡のお土産で鶴乃子はおいしいの?賞味期限は?

土産


福岡、博多のお土産で有名なものの1つに、石村萬盛堂の鶴乃子があります。

でも、私、実は今まで鶴乃子を一度も食べたことありませんでした。
今回、博多で購入してきたので、どんなお菓子か、味がおいしいか、日持ちするのか、賞味期限のこと等をお話しします。

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福岡のお土産といえば鶴乃子と言われる理由は?

鶴乃子(つるのこ)は、ふんわりしたマシュマロ生地の中にまろやかな黄身餡が入っているお菓子で、「にわかせんぺい」と共に古くから福岡土産として有名です。

鶴乃子を作っているのは博多にある石村萬盛堂(いしむらまんせいどう)という会社です。この会社は元々鶏卵素麺を作る会社だったのですが、この鶏卵素麺の原材料として使うのは卵の黄身だけで、大量の白身が余ってしまうことから何か出来ないかと考えたのがマシュマロだったのですね。そしてマシュマロの中に黄身餡を入れた銘菓が誕生しました。

ですが、石村萬盛堂の社長は単に製造するだけでなく、もっとマシュマロを普及したいと考えており、1977年にはバレンタインデーの1か月後である3月14日にマシュマロを贈る「マシュマロデー」を考案しました。これは広めるのに苦労していたのですが、その数年後にマシュマロに限定しないバレンタインのお返しとして「ホワイトデー」という言葉に変えてから、急速に日本中に広まっていったのです。

鶴乃子は確かに福岡のお土産として有名ですが、それだけでなく、製造している石村萬盛堂という会社も全国的に知られているのですよね。


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鶴乃子はおいしいの?どんな味なの?

実は私、お菓子全般は大好きなのですが、マシュマロだけはとても苦手でした。あの、メレンゲとグミの中間みたいな変な食感と、味わいがすごく苦手だったのですよね。なので、鶴乃子は銘菓だけど、どうしようかなあと迷いに迷っていました。

ですが、夫と子供が「おいしい!」を連呼していたので興味が湧いて食べてみました。

外の包装紙を取ると、中箱が出てきます。
中箱にも、外の包装紙と同様に「鶴乃子」という文字や絵が入っています。(普通は無地の箱が多いので、珍しいですね~。)

中を開けると、
オレンジ色のビニール包装紙に入った鶴乃子が!

ビニールを開くと、鶴乃子が出てきました。

卵のような色と形ですが、マシュマロなので外から触るとふわふわしています。

半分に割ってみると・・・

びよーーーーん

と伸びました。

そして、中身の黄身餡が・・・いや、今回は季節限定の栗あん入り鶴乃子を購入したので、中身は栗の色となっています。

見た感じが非常にきめ細やかな餡ですね。ツヤツヤしていました。

そして、実際に食べたら、マシュマロのモチモチさはやはりあるけど(実は苦手・・・)、甘さ控えめで非常に上品な味でした!
外側が洋菓子で、中身は和菓子、という和洋折衷のお菓子ですが、それが見事に融和しているのが魅力的ですね。

普段マシュマロが好きでない人でも、これは気にせず結構食べられるという話を聞きますし、私自身もマシュマロ今まで苦手だったのですが、全然気にせずに食べることができました。

ちなみに、買ってきたのが9月初旬だったので、最初は常温で食べたところ、

美味しいけどぬるい(*_*;

という感じだったので、翌日には少し冷蔵庫で冷やしてから食べました。好みによって異なるかもしれませんが、私には冷やした方がより一層おいしく感じられました。

ところで、お土産を買う上で問題となるのが、どの程度日持ちするのか、賞味期限ですよね。
次に賞味期限についてお話しします。

鶴乃子の賞味期限は?

鶴乃子の賞味期限は2週間です。
箱を開けると特に保存剤などが入っていないし個包装のビニールは密封でもないので、やはり開封したら早めに食べる方が良さそうです。
それに、元々マシュマロなので、焼き菓子とは日持ちする度合いが違うのですよね。

マシュマロの原材料は砂糖、卵白、ゼラチン、水で、形を整えた後にコーンスターチなどを表面にまぶして、くっつかないようにします。
ですが、今回の原材料を見たら、卵白はありませんでした。昔は確かに卵白を使用していたようですが、大量生産するようになると、卵白は使わずに、大豆タンパクや増粘剤などを使うケースも多いようです。

ただ、どちらにしても、保存料が入っていないし密封されてないことを考えると、確かに2週間という賞味期限ではあるけど、早めに食べる方がおいしいのだろうな、と感じました。


さいごに

鶴乃子は福岡土産として有名です。マシュマロ好きならすごく喜ばれるし、ホワイトデーの発祥とも関わりがあるので話のネタにもできますよ。
福岡のお土産選びの参考になれば幸いです。

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